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限界まで稼いだら
進みたい道が見えてきた

石鍋 宏明
気になるお金の話をしましょう。

気になっている方も多いと思うので、最初に、「軽貨物ドライバーは稼げるかどうか」の話から始めます。実は自分も「軽貨物ドライバーは未経験からでも稼げる」と聞いて業務委託で入社した一人。面接では「稼げるだけ稼ぎたい」と希望を伝えていました。用意してもらったのが仕事量の多い“ドル箱コース”。入社は2020年4月。初月の月収がいきなり50万円以上。翌月の月収は60万円近く。お中元などで荷物がグンと多くなった7月・8月の繁忙期。月収はついに100万円を超えました。この時、「1日に最高で何個の荷物を配れるか」と自分の限界にも挑戦してみたんです。結果は朝9時から夜8時までで240個。最後の1個を配り終えた時は、運転席でぐったり。さすがにこれ以上は無理だと思いましたね(笑)
だから「軽貨物ドライバーは稼げるか」の答えは、ズバリ稼げる。私がいいお手本です。

良きライバルは良き仲間。

夏のお中元・暮れのお歳暮シーズンは、荷物が多いので誰でも普通に稼げます。ただ毎月、人よりも多い個数を配達したいと思ったら、頭を使わないと無理です。例えば集配所での荷物の積み方も十人十色。私はハッチを開けた右側は何丁目で左は何丁目、一番奥は最後の配達と、荷物の配置を工夫。配送でも効率よく回れるよう事前に地図を確認し、車を止める場所にまでこだわっていました。要するに人より稼ぐには、人より1個でも多く荷物を運ぶ。そのためには1分でも時間を無駄にしないこと。これがしっかりと稼ぐ秘訣です。
もう一つ私が頑張れたのは「今月は月収●万を目指そう」と、一緒に競い合えるライバルがいたお陰です。ライバルとはいえ困った時はお互い様。仲間が大変な時は、早く仕事を終えたドライバーが駆けつけて、配送を手伝うのもよくある話なんです。

新しい目標ができました。

先日、社長から打診されたのが正社員登用。しかも課長への抜擢。これまでの経験を活かして、後輩ドライバーを育成してほしいとの相談でした。社員になると高額な月収は無理でも、収入や生活が安定する。願ってもない話に「ぜひやらせて下さい」と即答しました。
社長が考える課長は、一言でいえば“ドライバーコンサルタント”。複数の配送所に顔を出し、ドライバーの状況を確認しながら適切にサポート。誰かが病欠等の時は代理配送もします。課長への抜擢の話を聞いて、自分の進むべき道も見えてきました。会社が大きくなる瞬間に入社できた幸運を活かして、K-WINGの発展に欠かせない社員になろう。これが私の新しい目標です。まずは多くの後輩ドライバーに直接会いに行って、コミュニケーションを深めるところから始めるつもりです。この仕事は信頼関係が何よりも大事ですからね。

ゴルフを始めました。

K-WINGに勤務後、自由に使えるお金が増えたので、以前から友人に誘われていたゴルフを始めました。コースにも何度も出ましたが、スコアは伸び悩み。先日やっと100を切り、今は90を切るのが目標です。だから今は休みの日も、ゴルフの打ちっぱなしか、ゴルフ用品専門店をブラブラして過ごすことが多くなりましたね。