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誰と仕事をするかで
人生は変わる。

曾田 亜美
入社3日でムリだと後悔。

高卒で事務として勤務した鉄鋼メーカーを23歳で退職。安定よりも新しいことに挑戦したくなったんです。この時、1階にガレージがある賃貸物件に転居。家賃は月10万円。だから仕事探しの候補も、稼げる会社ばかり。その中の一つが当社でした。社長面接で希望月収を聞かれた時も口から出たのが「月50~60万円」。大胆ですよね、全くの素人なのに…。入社後の配属先は、取扱い荷物が多くて稼げると評判の某郵便局。勤務初日からの3日間、集荷から配達まで同乗して教えてくれたのは、現在の専務さんでした。作業は初日から苦労の連続。特に研修2日目、お届けする荷物の中に“30kgの米袋”があり、クルマに運び入れることすらできないお手上げ状態。結局、米袋の持ち運びは専務が手助けしてくれたものの、3日間の研修が終わる頃には、「こんなの絶対に無理。もう辞める」と心に決めてました。

彼氏とお別れした時も…。

しばらくして専務から告げられたのが、ネット通販コースへの移動。日給だけど小型の荷物が多いので、身体への負担も少なく楽だとのこと。「曾田さんが笑うのは翌日が休みの日だけだからな」と笑う専務。仕事の辛さが顔に出ていた私を気遣ってのコース変更。本当にありがたかったですね。このように社員を大事にしてくれるのがK-WINGの一番の自慢。
私が彼氏と別れた時もそうでした。配達が終わると携帯が鳴り「明日休みだろう。飲みに来いよ」と専務。告げられた居酒屋に行くと、社長や専務、数人のドライバーの顔が。みんなで曾田さんを元気づけようって話になって集まった飲み会。その気持ちが嬉しくて、涙が出そうになりました。普段から配達が遅れている時に、早く終わった人が手伝いに駆けつけてくれることも日常茶飯事。面倒見のいい人が沢山いるんです、K-WINGって。

「あーそ。わかった」で新規事業

この飲み会は私の大きな転機にもなりました。隣に座った私に、「ウチで働くようになって、何か夢は見つかった」と聞く社長。私も「社長に話したいことがあります」と切り出し、家にはガレージがあり車いじりも好きなこと。K-WINGで鈑金事業をスタートさせてみたいと、自分の希望まで話したら、社長は「そうなんだ。わかった」と一言。それだけでした。でも1ヵ月後くらいに社長から、「知り合いの修理工場の社長に話をして、車の整備や鈑金・塗装をイチから学べるようにお願いしたから。やってみる?将来は鈑金事業部の責任者にも抜擢するから」という連絡がきた時は、とにかくびっくり。居酒屋で話した私の希望が、どうしたら実現するかを真剣に考えてくれた社長。「会社は夢を実現する場所」が社長の言葉は本物でした。だから今は1日でも早く鈑金事業部を立ち上げるのが、私の夢なんです。

家族全員で車いじりを楽しみたい

実は今、妊娠6か月なんです。だから軽貨物のお仕事は続けながらも、修理・鈑金の修行は一時中断。出産後、育児が一息ついたら職場に復帰し、修理・鈑金業務も再開。資格取得にも挑戦する予定です。主人も車が好きなので、近い将来は家のガレージで、家族全員で一緒に車いじりをする。そういう子育ても楽しそうだな、なんて思っています。